Japanese
English
原著
CD138検査値に基づいた慢性子宮内膜炎診断基準に関する考察
Our Diagnostic Value of CD138 for Chronic Endometritis
片野 美菜子
1
,
白岩 彩
1
,
平山 佳奈
1
,
吉川 直希
1
,
中野 瑛理
1
,
高屋 茜
1
,
北山 玲子
1
,
藤田 裕彰
1
,
西島 義博
1
,
田中 雄大
1
1メディカルパーク湘南
キーワード:
CD138
,
慢性子宮内膜炎
,
子宮内膜ポリープ
,
子宮鏡手術
Keyword:
CD138
,
慢性子宮内膜炎
,
子宮内膜ポリープ
,
子宮鏡手術
pp.949-954
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000822
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要 旨
慢性子宮内膜炎(CE)に対する検査・治療の有用性を検討するために,当院で行ってきた診断基準(子宮内膜のCD138陽性細胞が20HPFあたり1個以上)に基づいた抗菌薬・不妊治療による治療成績について検討した.CE患者の診断率は子宮内膜検査施行者の88.1%となり,治療後1年以内の妊娠率が,一般不妊治療では19.6%,生殖補助医療では26.9%という結果になった.CEの治療意義を証明するには診断基準の修正が必要と考えられた.
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