特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第2章 各論
D 腫瘍
5 女性がんの化学予防
植野 さやか
1
,
平沢 晃
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床遺伝子医療学
pp.359-363
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000682
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薬剤選択のポイント
遺伝性腫瘍症候群関連遺伝子の病的バリアント保持者はがん発症リスクが高く,がん一次予防としての化学予防が考慮される.
低用量経口避妊薬(oral contraceptive:OC)には,卵巣がん・子宮体がん予防効果がある一方,乳がん発症リスク増加の可能性があり,リスク・ベネフィットを十分に検討する必要がある.
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