特集 がんに強くなる! 素朴な疑問から最新のエビデンスまでドクター勝俣ががん外来診療まるっと答えます
4章 がんの支持療法・緩和療法
3 抗がん剤のやめどきとACPについて教えてください
浜本 康夫
1
1東京科学大学大学院臨床腫瘍学分野
pp.194-199
発行日 2026年3月25日
Published Date 2026/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001744
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疑問に答えます!
1 Survival benefitのエビデンスが乏しい緩和的化学療法(延命を主眼とした抗がん剤治療)は(提示してもよいが)推奨しない.
2 個々の患者のがん治療の目標(治癒・延命・QOL改善)を明確に評価し情報共有したうえで共同で意思決定する(ミスリードしない).
3 予測される患者の自然予後(ベストサポーティブケアで予測される余命)を具体的に評価(日単位,週単位,月単位前半,月単位後半など)する.
4 がん治療医には「やめる勇気」と「寄り添い続ける覚悟」が必要である.

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