特集 がんに強くなる! 素朴な疑問から最新のエビデンスまでドクター勝俣ががん外来診療まるっと答えます
3章 がんの診断・治療
7 オンコネフロロジーとは? がんと腎臓の接点を教えてください
和田 健彦
1
1虎の門病院腎センター内科
pp.142-148
発行日 2026年3月25日
Published Date 2026/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001736
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1 がん患者に生じる急性腎障害(AKI)は,がん薬物療法に伴うもののほか,様々な条件に起因して生じるが,末期腎不全や慢性腎臓病(CKD)のリスクとなるだけでなく生命予後悪化のリスクにもなり得るため重要である.
2 がん薬物療法の進展は目覚ましいが,なかには腎障害を引き起こすリスクが高いものがあり,予防および注意深いフォローアップと腎障害発症時の早急な対応が必要である.
3 がんサバイバーにおいては高率に慢性腎臓病を合併することを念頭に,定期的なフォローアップと適切な対応が患者の腎予後・心血管予後,さらには生命予後悪化防止のために必要である.

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