特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
A.スクリーニングに用いる検査
20.Ca,P[生化学的検査]
野村 祐希
1
,
岩津 好隆
1
1自治医科大学臨床検査医学講座
pp.87-90
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001227
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Summary
1.血清(総)カルシウム濃度と血清無機リン濃度はセットで評価する.
2.臨床症状との関連を評価する場合は,血清(総)カルシウム濃度ではなく,イオン化カルシウムで評価すべきである.
3.カルシウム・リン異常の原因は副甲状腺疾患,ビタミンD中毒,慢性腎臓病,悪性腫瘍を考慮する.

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