特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
総 論
1.検体検査の基本的知識
松下 弘道
1
1慶應義塾大学医学部臨床検査医学
pp.2-5
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001206
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Summary
1.スクリーニング検査の結果は基準範囲との比較によって評価される一方,診断確定のために行われる検査では診断閾値が用いられることが多い.
2.診断閾値は感度・特異度に基づきROC曲線を利用して設定されるが,実臨床では陽性的中率が重要である.
3.陽性的中率を高めるためには,疾患を適切に絞り込むなど検査前確率を上げる必要がある.

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