特集 感染症を鑑別したあとは? 非感染性腸炎を見極める!
非感染性腸炎の由来から見極める
薬剤や治療によりきたす医原性の腸炎
坂田 資尚
1
,
江﨑 幹宏
1
1佐賀大学医学部附属病院消化器内科
キーワード:
Clostridioides difficile感染症
,
NSAIDs起因性腸炎
,
薬剤起因性膠原線維性大腸炎
,
免疫チェックポイント阻害薬関連大腸炎
,
抗がん剤起因性腸炎
Keyword:
Clostridioides difficile感染症
,
NSAIDs起因性腸炎
,
薬剤起因性膠原線維性大腸炎
,
免疫チェックポイント阻害薬関連大腸炎
,
抗がん剤起因性腸炎
pp.284-288
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000606
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Headline
・薬剤性腸炎の代表的な原因薬剤として,非ステロイド性抗炎症薬,抗菌薬,プロトンポンプ阻害薬,免疫チェックポイント阻害薬,抗がん剤,漢方薬などがあげられる.
・薬剤の内服期間に惑わされず,薬剤性腸炎の可能性を疑うことが重要である.
・医原性の腸炎それぞれの内視鏡所見の特徴を熟知しておくと,原因となった薬剤や治療を想起することができる.
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