特集 増えている大人の消化管アレルギー
食物アレルギー 食物アレルギーの病型、疫学、症状
海老澤 元宏
1
1国立病院機構相模原病院臨床研究センター
キーワード:
果実
,
化粧品
,
過敏症-食品性
,
皮膚炎-アトピー性
,
納豆
,
赤肉
,
口腔アレルギー症候群
,
胃腸炎-好酸球性
,
胃腸管アレルギー
,
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
,
ラテックス-果物症候群
,
花粉・食物アレルギー症候群
Keyword:
Cosmetics
,
Red Meat
,
Food Hypersensitivity
,
Fruit
,
Dermatitis, Atopic
,
Soy Foods
,
Eosinophilic Enteropathy
pp.892-897
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021278687
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<Headline>1 食物アレルギーで最も多く認められるのは即時型症状を呈するIgE依存性食物アレルギーで全年齢において認められるが、乳児期を中心に鶏卵・牛乳・小麦などが最も多く発症する。2 消化管アレルギーとその関連疾患として小児期には新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症、その中でも特にFPEISが新生児期・乳児期に多く認められる。3 成人期には好酸球性食道炎などの好酸球性消化管疾患や職業性、化粧品関連、遅発性IgE依存性食物アレルギーの納豆アレルギー・獣肉アレルギーなど認められる。
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