特集 小児在宅医療をすすめるために
小児在宅医療総論 在宅医療を支える社会福祉制度
水谷 亮
1
,
雨宮 馨
,
宮田 章子
1さいわいこどもクリニック 在宅診療部
キーワード:
社会福祉
,
慢性疾患
,
医療扶助
,
小児保健医療サービス
,
難病
,
医療的ケア
,
在宅医療
,
自立支援
,
障害者手帳
Keyword:
Chronic Disease
,
Catastrophic Illness
,
Child Health Services
,
Medical Assistance
,
Social Welfare
pp.923-929
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022281558
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▼在宅での生活を支えていくうえで社会福祉制度の利用は必要不可欠であるため、医療者を含めた支援者が患者・家族に適切な情報提供を行い、適切な支援につなげなければならない。▼障害が固定されたとしても小児は日々成長し、環境も変化していくため、それぞれのライフステージに応じて医療、福祉、教育など各関係機関との密な連携が重要である。▼子どもを支える制度は多岐にわたるが、医師は福祉制度の概要を理解し、制度に精通した部署との橋渡しとなるように努力する必要がある。
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