特集 動脈硬化進行予防のための肥満・脂質異常診療戦略
肥満・脂質異常の病態・診断基準 脂質異常症の診断基準・鑑別診断
男澤 悠貴
1
,
塚本 和久
1帝京大学 医学部内科学講座代謝内分泌・糖尿病
キーワード:
Apoproteins
,
Chylomicrons
,
Lipoproteins
,
HDL Cholesterol
,
LDL Cholesterol
,
Triglycerides
,
脂質異常症
,
鑑別診断
,
WHO分類
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Cholesterol, HDL
,
Lipoproteins
,
Chylomicrons
,
Apoproteins
,
Cholesterol, LDL
,
Triglycerides
,
Dyslipidemias
pp.1335-1340
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021018148
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<Headline>1 脂質異常症の診断基準は、動脈硬化発症リスクを判断するためのスクリーニング値であり、治療開始のための基準値ではない。2 脂質異常症の診断は、空腹時採血で測定された、総コレステロール、トリグリセライド、高比重リポ蛋白、低比重リポ蛋白により判定する。3 コレステロールおよびトリグリセライドの値から脂質異常症をWHOの表現型分類に従って分類する。4 頻度的に多い続発性脂質異常症の鑑別を行い、それらを除外した後に最終的には原発性脂質異常症について診断を進めていく。
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