原著
広島県内自治体間における子ども食堂への地理的アクセスの格差
江原 朗
1
1広島国際大学 健康科学部医療経営学科
キーワード:
児童福祉
,
地理情報システム
,
広島県
,
食糧援助
,
地域支援
,
健康的な食料の入手
Keyword:
Community Support
,
Access to Healthy Foods
,
Child Welfare
,
Food Assistance
,
Geographic Information Systems
pp.1239-1243
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2023033782
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虐待の早期発見のために子どもの見守りの強化が求められ、「こども食堂」の役割が注目されている。そこで、広島県内の自治体における「子ども食堂」から一定距離圏に居住する小児人口の割合を解析した。この結果、「子ども食堂」から1km圏内、2km圏内に居住する広島県内の小児の割合は16%および46%であった。しかし、この割合を上回った自治体は、政令指定都市とその近郊に限られていた。
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