特集 小児在宅医療をすすめるために
医療介入、医療的ケアの実際 自己導尿・腎瘻・膀胱瘻
本間 澄恵
1
1千葉県こども病院 泌尿器科
キーワード:
自己管理
,
膀胱造瘻術
,
経皮的腎造瘻術
,
医療的ケア
,
在宅医療
,
間欠的導尿
Keyword:
Cystostomy
,
Nephrostomy, Percutaneous
,
Self Care
,
Intermittent Urethral Catheterization
pp.1061-1065
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022281579
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▼小児在宅尿路管理に対し、必要な視点は長期の腎機能保持と簡易で危険が少ないケアである。▼カテーテル管理はできる限り避けることが望ましい。▼二分脊椎などの膀胱機能障害では間歇的導尿管理が有効である。可能であれば就学までに自己導尿できるように計画的にケアをしていく。▼必要があれば、膀胱皮膚瘻・尿管皮膚瘻・腎盂瘻の造設も有効である。
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