特集 サイトカインストームと小児疾患
サイトカインストームの基礎 サイトカインストームの検査
岡本 圭祐
1
1東京医科歯科大学 発生発達病態学分野(小児科)
キーワード:
ELISA
,
イムノアッセイ
,
ポイントオブケア検査
,
サイトカイン放出症候群
Keyword:
Immunoassay
,
Point-of-Care Testing
,
Cytokine Release Syndrome
,
Enzyme-Linked Immunosorbent Assay
pp.427-434
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022151526
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▼サイトカインの多くは糖タンパクであり、ELISAをはじめとするイムノアッセイによっておもに測定される。▼サイトカインでは、TARC(CCL17)、IFNλ3やIL-6が臨床検査の保険項目に収載されており、これらは新型コロナウイルス感染症の重症化予測因子としても用いられる。▼微量サイトカインの測定が可能である高感度測定法や、複数のサイトカインを同時に測定するマルチプレックス法などが開発されている。
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