特集 小児科医の将来を考える-あなたは10年後のあなたと向き合えますか-
どんな小児科医になりたい? 在宅医療では?
土畠 智幸
1
1稲生会
キーワード:
小児保健医療サービス
,
医療的ケア
,
在宅医療
,
在宅ケア支援システム
Keyword:
Child Health Services
pp.1017-1022
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020328043
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●日常生活において痰の吸引や経管栄養などの医行為を必要とする医療的ケア児が急増している。●医療的ケア児に対する訪問診療のニーズは充足されていないが、小児科医のかかわりは少ない。●小児在宅医療においては、兄弟姉妹、保護者、遺族へのかかわりも重要となる●2016年の法改正を経て、小児在宅医療は医療的ケア児支援の一部として位置づけられるようになった。●医療的ケア児支援においては、保健・医療・福祉・教育・保育の連携体制が必要となる。●生活の場である地域(コミュニティ)における小児科医のかかわりが求められている。
Copyright© 2020 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.