特集 こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド
(第15章)放射線科・麻酔科・緩和ケア科 深部静脈血栓症合併患者の周術期管理
板垣 博也
1
,
佐藤 豊実
1筑波大学 医学医療系産科婦人科学
キーワード:
抗凝固剤
,
術前評価
,
生殖器腫瘍-女性
,
肺塞栓症
,
リスク評価
,
周術期管理
,
静脈血栓塞栓症
,
Trousseau症候群
Keyword:
Perioperative Care
,
Anticoagulants
,
Genital Neoplasms, Female
,
Pulmonary Embolism
,
Risk Assessment
,
Venous Thromboembolism
pp.501-505
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022140503
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<産婦人科医におさえてほしいポイント>ガイドラインを遵守しVTE予防・治療を行なっても、産婦人科医だけでは十分に対応できない重症PEやTrousseau症候群を発症する患者はいる。急激に症状が悪化する血栓塞栓症に遭遇する可能性は常時あり、重症化リスクを把握し、各施設の実情に応じた最適な治療を患者に提供するために、診療科の枠を超えたリスクマネジメント体制を整えることが重要である。
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