特集 こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド
(第2章)内分泌内科 ビタミンD不足・欠乏の予防と対応
猪川 聡美
1
,
丸山 広達
1愛媛大学 大学院農学研究科地域健康栄養学分野
キーワード:
多嚢胞性卵巣症候群
,
Vitamin D
,
ビタミンD欠乏症
,
インスリン抵抗性
,
骨粗鬆症
,
肥満
,
食事摂取基準
Keyword:
Obesity
,
Insulin Resistance
,
Polycystic Ovary Syndrome
,
Vitamin D
,
Vitamin D Deficiency
,
Osteoporosis
,
Recommended Dietary Allowances
pp.131-135
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022140443
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<産婦人科医におさえてほしいポイント>・ビタミンD不足・欠乏は肥満、インスリン抵抗性、PCOS、骨粗鬆症を有する者に多い。・ビタミンD補給によりインスリン抵抗性、PCOS、骨粗鬆症は改善する可能性が期待できる。・ビタミンDの目安量は8.5μg/日であり、ビタミンDが豊富に含まれる魚介類に偏らず、バランスのよい食事と日光浴も併せ、血清25(OH)D濃度の適正化を目指す必要がある。
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