特集 新型コロナウイルス感染症が産婦人科診療に与えた影響
【I.現状と対策】女性や妊婦におけるワクチン接種の現状
相澤 志保子[小峯]
1
,
早川 智
1日本大学 医学部病態病理学系微生物学分野
キーワード:
血栓症
,
予防接種
,
母子保健
,
COVID-19
,
COVID-19ワクチン
,
mRNAワクチン
,
インフォデミック
Keyword:
Vaccination
,
mRNA Vaccines
,
COVID-19
,
Thrombosis
,
Maternal Health Services
,
COVID-19 Vaccines
,
Infodemic
pp.233-237
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022135862
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COVID-19ワクチンの接種が普及してきたが、妊婦や今後妊娠を希望している女性の中には、接種を控えたいと考えている人もいる。現在国内で使用されているCOVID-19ワクチンは、mRNAワクチンというこれまでになかったプラットフォームであるため、特に安全性について懸念があるものと思われる。COVID-19ワクチン(mRNAワクチン)は妊娠中でも接種可能とされており、接種後の妊孕性に与える影響もないと考えられている。妊婦や女性に向けて、COVID-19ワクチンについての正しい情報を提供することが重要である。
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