特集 帝王切開-明日からできる工夫と留意点-
術中に遭遇する場面 11.児が娩出できない
廣瀬 明日香
1
,
宮坂 尚幸
1東京医科歯科大学 周産・女性診療科
キーワード:
分娩胎位
,
帝王切開術
,
未熟児
,
低出生体重児
,
子宮切開術
Keyword:
Labor Presentation
,
Infant, Premature
,
Infant, Low Birth Weight
,
Cesarean Section
,
Hysterotomy
pp.1221-1225
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021341146
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帝王切開において児が娩出できない場面にときに遭遇する。このような状況として、(1)子宮筋層切開創が児頭に比して小さく娩出ができない、(2)子宮口が開大し児頭が下降していることにより児頭挙上が困難である。(3)横位や斜位の胎位異常、(4)早産児や低出生体重児の症例の4つの場面を想定したが、それぞれについて状況の説明と対処法について解説する。
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