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Obstetrics and Gynecology Volume 88, Issue 13 （March 2021）

産科と婦人科 88巻13号（2021年3月発行）

特集画像!-エキスパート直伝　産婦人科画像診断-

(第4章)腫瘍　転移性卵巣悪性腫瘍西岡瑛子 ¹ , 上野嘉子 , 村上卓道 ¹神戸大学医学部附属病院放射線診断･IVR科キーワード： Krukenberg腫瘍 , 胃腫瘍 , 結腸腫瘍 , MRI , 子宮内膜腫瘍 , 腫瘍侵入性 , 鑑別診断 , 線維腫 , 直腸腫瘍 , 乳房腫瘍 , 未分化胚細胞腫 , 卵巣腫瘍 , リンパ腫 , 嚢胞腺癌-漿液性 , 類内膜癌 Keyword: Breast Neoplasms , Diagnosis, Differential , Lymphoma , Magnetic Resonance Imaging , Krukenberg Tumor , Stomach Neoplasms , Fibroma , Rectal Neoplasms , Colonic Neoplasms , Carcinoma, Endometrioid , Endometrial Neoplasms , Cystadenocarcinoma, Serous , Ovarian Neoplasms , Dysgerminoma , Neoplasm Invasiveness pp.384-392

発行日 2021年3月25日 Published Date 2021/3/25

DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021180215

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＜Point!＞･転移性卵巣腫瘍と原発性卵巣腫瘍はそれぞれ患者の予後や治療方針が異なるため、これらの鑑別は臨床的意義が高く、画像検査は非侵襲的診断法として重要な役割を果たす。しかし転移性卵巣腫瘍はその原発巣によって病理学的特徴が異なり、様々な形態を呈しうる。･原発巣により一定の傾向はあるものの、転移性卵巣腫瘍の画像所見は原発性卵巣腫瘍とオーバーラップする点が多い。術前診断は困難な場合も多く、画像所見や臨床所見などを総合的に考える必要がある。･本稿では一般的な転移性卵巣腫瘍の画像的特徴とともに、原発巣ごとのポイントや鑑別を要する原発性卵巣腫瘍についてまとめた。