特集 これでわかる 婦人科稀少腫瘍
外陰腫瘍 悪性黒色腫
市村 友季
1
,
角 俊幸
1大阪市立大学 大学院医学研究科女性病態医学
キーワード:
外陰腫瘍
,
腫瘍多剤併用療法
,
黒色腫
,
放射線療法
,
Interferon-Beta
,
B-raf癌原遺伝子タンパク質
,
分子標的治療
,
DAV Protocol
,
免疫チェックポイント阻害剤
Keyword:
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Melanoma
,
Vulvar Neoplasms
,
Interferon-beta
,
Immune Checkpoint Inhibitors
,
Radiotherapy
,
Molecular Targeted Therapy
,
Proto-Oncogene Proteins B-raf
,
DAV Protocol
pp.223-229
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021121885
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産婦人科医として悪性黒色腫に遭遇する機会は極めて少ないが、女性生殖器に発生する悪性黒色腫は、その部位から診断は産婦人科医が行う可能性が高い。女性生殖器の悪性黒色腫は粘膜型で、皮膚悪性黒色腫に比較し予後不良のため術後補助療法を必要とすることも多いが、悪性黒色腫に対する薬物療法は次々に新しい治療が承認され飛躍的進歩を遂げている。産婦人科医にとって"まれ"だが"革新的"な腫瘍である悪性黒色腫について解説する。
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