特集 婦人科がん臨床研究のトレンドを知る
三海婦人科癌スタディグループ(SGSG)
佐藤 慎也
1
,
竹原 和宏
,
紀川 純三
1鳥取大学 医学部産婦人科
キーワード:
Carboplatin
,
腫瘍多剤併用療法
,
子宮頸部腫瘍
,
子宮内膜腫瘍
,
腫瘍再発
,
生殖器腫瘍-女性
,
投薬計画
,
粘液性腺癌
,
卵巣腫瘍
,
臨床試験
,
リンパ節切除
,
Docetaxel
,
腹腔内投与
Keyword:
Clinical Trials as Topic
,
Adenocarcinoma, Mucinous
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Drug Administration Schedule
,
Lymph Node Excision
,
Carboplatin
,
Genital Neoplasms, Female
,
Injections, Intraperitoneal
,
Uterine Cervical Neoplasms
,
Endometrial Neoplasms
,
Docetaxel
,
Ovarian Neoplasms
,
Neoplasm Recurrence, Local
pp.705-709
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020278343
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全国規模での大規模第III相試験につながる知見を集積するために地方臨床試験グループの役割は重要である。三海婦人科癌スタディグループ(SGSG)は2000年に発足し、中四国の大学病院、基幹病院を主体として構成され、2015年10月より特定非営利活動法人(NPO)として活動している。これまで多くの臨床研究を行い、エビデンスの構築を行ってきた。本稿では、SGSGの研究成績について概説する。臨床研究法の施行により、地方グループを取り巻く環境は変化している。若手医師が自由に発言できる環境をつくり、今後も意義ある臨床研究を遂行できる土壌を育むことは地方グループの大切な使命と考える。
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