特集 婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
偶発症とリカバリー
伊東 宏絵
1
1東京医科大学 産科婦人科学分野
キーワード:
子宮腫瘍
,
子宮摘出術
,
術後合併症
,
術後管理
,
術前評価
,
縫合法
,
失血-外科
,
手術時体位
,
腹部創閉鎖法
,
ロボット手術
Keyword:
Hysterectomy
,
Uterine Neoplasms
,
Blood Loss, Surgical
,
Postoperative Care
,
Postoperative Complications
,
Suture Techniques
,
Robotic Surgical Procedures
,
Abdominal Wound Closure Techniques
pp.328-339
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020163535
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偶発症はなるべく起こさないように訓練することが大切であるが、万一起こってしまった場合には、早急な対応が必要となる。ロボット手術は、コンピュータ管理下に鉗子を遠隔操作する新しい手術方法であることから、開腹手術や腹腔鏡手術にはない特有の偶発症が存在する。ロボット手術の安全な運用には、万一に備えて起こるべき偶発症を予測し、早期リカバリーを目指して日頃よりそれらの対処方に精通しておくことが大切である。
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