特集 多様化する医療現場にどう適合するか スタッフのための職業感染対策
在宅医療における注射針使用の指針 家庭での問題点と安全使用・安全廃棄の方法
澤田 理恵
1
1埼玉医科大学総合医療センター 訪問看護ステーション
キーワード:
患者教育
,
医療事故防止
,
医療廃棄物処理
,
在宅医療
,
注射針
Keyword:
Patient Education as Topic
,
Medical Waste Disposal
pp.345-349
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.34426/J04878.2018006182
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在宅医療・看護の普及
近年の医療制度改革においては,地域包括ケアシステムの運用が大きな目玉政策となっており,急性期治療を終えた慢性期・回復期患者の受け皿として,終末期ケアも含む生活の質を重視した医療としての在宅医療・看護の普及を推進している。
在宅医療を担う訪問診療や訪問看護の近年の動向をみると,在宅療養支援診療所届け出数1)は2006年(9,434ヵ所)から2012年(13,758ヵ所),訪問看護ステーション届け出数2)は,2011年(5,884ヵ所)から2016年には(8,886ヵ所)と共に数年で急速に増加している現状がうかがえる。
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