特集 病院から地域へつなぐロービジョンケア
ロービジョン患者における薬剤管理・患者支援の実践ポイント ロービジョン患者に対する自己注射用製剤の管理と支援
西村 博之
1
1陣内病院 薬剤部
キーワード:
機器のデザイン
,
血糖降下剤
,
懸濁液
,
注射器
,
皮下注射
,
糖尿病
,
自己投与
,
肥大
,
医療廃棄物処理
,
低視力
,
皮下脂肪
,
Insulins
,
Glucagon-Like Peptide 1 Receptor Agonists
,
コンビネーション製品
,
硬結
,
注射針
Keyword:
Vision, Low
,
Hypertrophy
,
Hypoglycemic Agents
,
Injections, Subcutaneous
,
Medical Waste Disposal
,
Equipment Design
,
Diabetes Mellitus
,
Suspensions
,
Syringes
,
Self Administration
,
Insulins
,
Subcutaneous Fat
pp.2479-2487
発行日 2021年5月5日
Published Date 2021/5/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2021207614
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>◎ロービジョン患者には、プレフィルド型注入器を推奨する。◎単位設定では拡大鏡を使うことで単位数字を判読しやすくするか、単位設定ダイアルを回転する時の音や感触で判断する。◎複数の製剤を組み合わせる場合には、外観や製剤色での判別がしやすい製剤を選択する。◎ロービジョン患者は、注入器や注射針などの異常に気づきにくいため、異常を起こさないための適切な注入器の操作・取り扱いが重要である。◎患者ができることを尊重しつつ、目視確認が困難な操作・確認については家族・介護者の支援を依頼する。
Copyright© 2021 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.