【連載】People-Centered Care 市民とともに歩むナースたち(7)
「脳卒中サバイバーと暮らすサスティナブルな社会 CONNECT in ジャパン」 脳卒中後遺症を持つ人々に持続可能な生活を
大久保 暢子
1
,
佐藤 蘭
2
,
高田 亜由子
3,4
1聖路加国際大学大学院 看護学研究科 教授
2聖路加国際大学大学院 看護学研究科 修士課程
3公立学校共済組合関東中央病院 看護師
4聖路加国際大学大学院 修士課程修了生
pp.90-93
発行日 2025年6月20日
Published Date 2025/6/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002161
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超高齢社会の日本は「人生100年時代」とも言われ、今では「平穏な老後」よりもむしろ、「豊かにイキイキと暮らす人生」を求め、老後の生き方を積極的に考えるようになりました。脳卒中を経験した人々も以前であれば、「なんとか無事に、静かに過ごしたい」と願う人が多かったのですが、最近は「長い残りの人生、もう一度社会の人々と交流しながら、誰かの役に立ち、生きがいを持って過ごしたい」と考える人が増えてきました。医療者である私たちも、これまでの支援のあり方や考え方を変えていく必要があると思います。

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