医療行政なるほど塾
介護提供体制は需要に応じて弾力化はかる―2040年に向けたサービス提供体制のあり方で中間とりまとめ
「社会保険旬報」編集部
pp.96-97
発行日 2025年5月20日
Published Date 2025/5/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002093
- 販売していません
- 文献概要
介護体制の中長期的な課題を検討している厚生労働省の「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(野口晴子座長)は4月7日、中間とりまとめを了承しました(図表1)。地域ごとに異なるサービス需要の変化に応じた提供体制構築の方向性を示し、中山間・人口減少地域では介護保険施設等の配置基準の弾力化や訪問系サービスの包括報酬化を提案しています。中間とりまとめは、4月21日に社会保障審議会・介護保険部会に報告されました。同検討会は、障害福祉やこどもなど他の福祉サービスとの共通課題も含めて議論を進め、夏にとりまとめを行う予定です。
© Japanese Nursing Association Publishing Company ALL right reserved.