【連載】People-Centered Care 市民とともに歩むナースたち(5)
まちのグリーフカフェ「しん・呼吸」 市民活動団体や市民サポーターとの協働
田中 加苗
1
,
小野 若菜子
2
,
中村 めぐみ
3
1聖路加国際大学大学院 看護学研究科 助教
2東京都立大学 健康福祉学部看護学科 教授
3聖路加国際大学 PCC開発・地域連携室 マネジャー
pp.86-89
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002041
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まちのグリーフカフェをつくる
グリーフとは、「喪失によって生じる深い悲しみや苦悩」であり、悲嘆とも言います。そして、グリーフとして現れるさまざまな感情や行動を正常なものとして受け止め、その気持ちを察し、寄り添う姿勢に基づいた支援がグリーフケアです。筆者らは、喪失の中でも死別に着目し、“大切な人を亡くされた経験を語りあう会:まちのグリーフカフェ「しん・呼吸」”(以下:「しん・呼吸」)を市民活動団体や市民サポーターと協力して開催しています。

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