WHO NEWS
People-Centered Careにおけるナラティブの重要性
聖路加国際大学WHO看護開発協力センター
pp.46-46
発行日 2025年2月20日
Published Date 2025/2/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001917
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貴重な情報源としての患者のナラティブ
人々の健康とウェルビーイングを探求することを目的とした新しい学際的な領域であるヘルスヒューマニティーズについては、本誌2025年1月号で紹介した。聖路加国際大学では、博士前期課程の選択科目として、新たにヘルスヒューマニティーズの3科目を開講して2年目となる1)。その中の1科目は、筆者が担当している「健康と病いの語り概論」である。健康や病い、障害に関する個人の語り・物語(ナラティブ)を通して、People-Centered Care(PCC=人々が主体となるケアや医療、福祉)を探求する科目である。
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