会長の手帳―さまざまな課題解決のため現場の皆さまと連携を密に

　2025年2月6日（木）に、2024年度厚生労働省委託事業「特定行為研修組織定着化支援事業シンポジウム」を開催しました。2040年に向け、高齢者の増加と生産年齢人口の急激な減少が進む中、医療ニーズの増大に合わせたマンパワーの確保が必要となり、医療従事者の働き方改革に伴うタスク・シフト／シェアは喫緊の課題となっています。そのため、看護職の役割拡大や、知識と技術に基づく確かな実践力を備えておりタイムリーな介入が可能な特定行為研修修了者のいっそうの活躍が期待されています。本事業は2年目で、参加された指定研修機関は、昨年度の70施設から98施設に増えました。