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ICM地域専門職委員会の報告①
新福 洋子
1
1広島大学大学院医系科学研究科 教授
pp.64-64
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001612
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- 文献概要
2024年5月に開催された第77回世界保健総会では、国際的なポジションペーパーである「Transition to Midwifery Model of Care」が紹介され、現在でも大きな課題である妊産婦死亡や新生児死亡、セクシャル・リプロダクティブヘルスのほか、グローバルな課題に対応する助産モデルの原則が示された。その作成には、国際助産師連盟(ICM)のChief ExecutiveであるSally Pairman氏が共同代表を務め、筆者を含め多くの助産師がかかわっている。戦略的に国際的な助産師の存在感を高める活動が進んでいる中で、ICMに日本看護協会、日本助産師会、日本助産学会の3団体が参加している日本は、いっそうのリーダーシップを発揮する必然性がある。
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