【連載】看護管理者が元気になる! 看護と人事の協働で実現するWLB(71)
大晦日に考える…… やはり、休日・夜間に頑張る人に応えなければ……
竹中 君夫
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1社会医療法人明和会医療福祉センターサステイナブル本部 統括主幹(人事・人財育成領域)
pp.96-97
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
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2021年の最終日は大雪……
時期外れと思われるかもしれませんが、本号の原稿はお正月が締切……年末に執筆しております。2021年の大晦日、私が住む鳥取市は大雪でした。雪国の皆さんはご存じのとおり、大雪と雷はセット。雷鳴が何回か轟いた後、病院全体が停電しました。吹雪の真っただ中でしたが一瞬で復旧、日本のライフラインは強力です。原稿も16時過ぎにできあがり、帰宅しようと窓の外を見ると、防寒具に身を固めた人たちが駐車場から病院に向かっていました。準夜勤務の始まりです。この後0時過ぎに出勤してくる深夜勤務、さらに大晦日から元日の朝まで日当直する人たちを含めると、私の所属法人だけでも100人ぐらいが大晦日の夜に働いています。世の中が1年で最も静かになる、一番穏やかに過ごしたい日に働く。ましてや大雪ですから雪かきを終えて、ガタガタの雪道を運転しての出勤です。毎年のこととはいえ、大晦日のタフな現実に、強く感じるものがあります。
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