WHO NEWS
帝王切開後のSkin to Skin Contactの効果
聖路加国際大学WHO看護開発協力センター
pp.63-63
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
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- 文献概要
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出生直後の新生児が、母親の胸の上で肌と肌の触れ合いをするSkin to Skin Contact(以下:SSC)★は、新生児の子宮外環境への適応を助け(呼吸循環・体温・血糖値の安定)、母乳育児を促進するなどの効果をもたらすことから、特に新生児死亡率が高い国における標準ケア化が推奨されている1)。しかしながら近年では、世界各国において帝王切開率が上昇傾向にあり、術後の処置や観察のために母子が分離され、SSCの実践が妨げられている現状が報告されている2)。
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