- 文献概要
ストーマ保有者が年々増加する中、平均在院日数の短縮化等により、ストーマのセルフケアが未確立な状態で退院する高齢者は少なくありません。また、セルフケアを習得しても、加齢による手指可動域の制限や視力の低下、ストーマ・皮膚形状の変化等により、徐々にセルフケアが困難になるケースも見受けられます。しかし、できる限り自立してケアを行うことは、本人の自尊心を守る上でも重要であり、看護師にはそのための支援が求められます。
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