特集 知っておきたい 体型による影響と解剖学的バリエーション―心電図・超音波検査編
2.心臓超音波検査における体型による影響と解剖学的バリエーション
大沼 秀知
1
1福島県立医科大学附属病院 検査部
pp.432-441
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt52050432
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心臓の位置は,先天的・年齢・体型といったさまざまな要因で異なり,状況によって変化する.良好な断層像をエコー図検査で描出・計測し,ドプラの評価を行うためには心臓の位置を考慮し,対象に対する超音波ビームの角度を意識する必要がある.また,心エコー図検査によるスクリーニング検査時に異常所見を発見した場合,解剖学的な理解や合併する疾患の知識がなければ見落としにつながる危険がある.
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