"こんなときどうする?" リハビリテーション臨床現場のモヤモヤ解決! 令和版
15.リハビリテーション科専門医取得後のキャリアアップ編:②各種指導士
三浦 平寛
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1東北大学大学院医学系研究科臨床障害学分野
キーワード:
指導士 心臓リハビリテーション 腎臓リハビリテーション 摂食嚥下リハビリテーション 呼吸リハビリテーション
Keyword:
指導士 心臓リハビリテーション 腎臓リハビリテーション 摂食嚥下リハビリテーション 呼吸リハビリテーション
pp.1174-1177
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034111174
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◆はじめに
高齢化により重複障害が多く認められる昨今において,各障害に対する専門的知識や臨床能力の重要性は高まっている.リハビリテーション科専門医は初期研修後に専攻する医師以外に,他分野からリハビリテーション科に転向する医師も多く存在する.逆にリハビリテーション科専門医が新たに他の専門医を取得するのはハードルが高い.わが国ではいくつかのリハビリテーション関連学会で指導士や認定士制度が存在し,一定の知識,理解,経験を有することが取得条件となっている.しかしながら,そのハードルは専門医ほど高くないため,興味のある方や臨床でお困りの方には自身のスキルアップのためにも取得することを勧めたい.筆者自身も入局した際に先輩方の多くが取得していたこともあって今回紹介する指導士・認定士はいずれも取得した.

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