Japanese
English
第1土曜特集 生殖医学――基礎研究と実地診療の進歩
生殖医療と感染症
Reproductive medicine and infectious diseases
早川 智
1
Satoshi HAYAKAWA
1
1日本大学総合科学研究所
キーワード:
感染症
,
生殖医療
,
局所感染
,
全身感染
Keyword:
感染症
,
生殖医療
,
局所感染
,
全身感染
pp.1012-1016
発行日 2024年12月7日
Published Date 2024/12/7
DOI https://doi.org/10.32118/ayu291101012
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産婦人科学は便宜上,周産期,腫瘍学,生殖・内分泌,女性医学に大別される.産婦人科感染症学は女性医学のカテゴリーに “その他” として包括されることが多いが,実際にはヒトパピローマウイルス(HPV)発がん(腫瘍学),早産・切迫早産,母子感染(周産期),性感染症と不妊(生殖内分泌)と,すべての領域に関連する重要な学問分野である.本稿では,生殖医療に関わる感染症ならびに女性生殖器の常在菌と粘膜免疫について,筆者らの研究成果も含めて現状と今後の課題を概説したい.
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