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特集 進化する胎児治療――研究と臨床の最新情報
ここまできた人工子宮・人工胎盤
Development and application of the artificial placenta
齋藤 昌利
1,2,3
Masatoshi SAITO
1,2,3
1東北大学大学院医学系研究科産科学・胎児病態学分野
2同周産期医学分野
3同婦人科学分野
キーワード:
人工子宮
,
人工胎盤
,
早産
Keyword:
人工子宮
,
人工胎盤
,
早産
pp.615-618
発行日 2024年11月23日
Published Date 2024/11/23
DOI https://doi.org/10.32118/ayu291080615
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人工子宮・人工胎盤システム研究は,まだまだ “産声をあげたばかり” の研究である.しかし,動物実験レベルで数週間の成育が可能になり,さらにはかなり小さい胎仔への装着が可能になってきた.その一方,研究結果が改善するにつれ新たな課題もみつかり,今もなお,修正と改善の繰り返しを行っている.本稿では,筆者らの人工子宮・人工胎盤システム開発の現在地と新たな挑戦,今後の展望を中心に示したい.
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