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特集 心不全チーム医療の理論と実践
在宅における心不全チーム医療
Team approach for heart failure in home visit care
鈴木 豪
1
Tsuyoshi SUZUKI
1
1ゆみのハートクリニック三鷹院長
キーワード:
フレイル
,
多職種チーム
,
情報共有
Keyword:
フレイル
,
多職種チーム
,
情報共有
pp.859-863
発行日 2022年2月19日
Published Date 2022/2/19
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28008859
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わが国は世界のなかでも最も高齢化が進んでいる国のひとつであり,増加する循環器疾患の終末像としての心不全はその再入院率の高さや医療コストの増大の一因である点が危惧される.心不全は単純な臓器病名ではなく多臓器にわたる症候群であり,心臓のみの治療では問題が解決しにくい.また高齢化とともにフレイルの並存もあり多職種での介入がないと治療は不可能な病態である.とくに在宅診療は患者の生活の場に介入し,地域での必要な医療サービス体制を構築することが最も重要であり,ケアマネージャーやソーシャルワーカーといった専門職が欠かせない.包括的なチームをいかに地域で構成できるかが重要となる.
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