特集 今日から役立つ 形態学的検査,がんゲノム検査の検体取り扱い
(7章)染色体検査
松田 和之
1
1信州大学 学術研究院保健学系検査技術科学専攻
キーワード:
Formaldehyde
,
染色体分染法
,
FISH法
,
組織固定
,
パラフィン包埋
,
May-Gruenwald-Giemsa染色
Keyword:
Paraffin Embedding
,
In Situ Hybridization, Fluorescence
,
Tissue Fixation
,
Chromosome Banding
,
Formaldehyde
pp.1560-1564
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023122117
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<point>◆染色体検査は,光学顕微鏡下で数メガ塩基レベル以上の変化を検査できる全ゲノム検査である.◆ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)標本やメイギムザ染色標本は,FISH検査に利用できる貴重な検査材料である.◆染色体レベルでの変化は,塩基レベルでは多大な変化になっている.◆遺伝子レベルのみならず,染色体レベルでの異常も意識して総合的に疾患を理解することが重要である.
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