特集 今日から役立つ 形態学的検査,がんゲノム検査の検体取り扱い
(5章)尿沈渣 尿沈渣検査を目的とした検体処理
土屋 貴絵
1
1防衛医科大学校附属病院 検査部
キーワード:
検体取り扱い法
,
尿沈渣
,
採尿
Keyword:
Urinary Sediment Analysis
,
Specimen Handling
,
Urine Specimen Collection
pp.1546-1549
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023122115
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<point>◆尿は生理的変動の大きい検体であり,検査目的や患者病態に応じた採尿時間および採尿方法を遵守し,適切な検査を実施することが重要である.◆コンタミネーションを減らすための対策として,患者への採尿指導などを工夫する.◆尿中有形成分を概数計測する尿沈渣検査では,決められた尿量,沈渣量,スライドガラスへの積載量を厳守する.
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