特集 心エコー図検査アップデート-ガイドライン+α
心機能評価項目の活用法 3Dの活用法
中島 英樹
1
1筑波大学附属病院 検査部
キーワード:
一回拍出量
,
機器のデザイン
,
記録
,
コンピュータ支援画像診断
,
三尖弁閉鎖不全症
,
心臓容積
,
心拍数
,
三次元心エコー図
,
超音波プローブ
,
空間分解能
,
時間分解能
Keyword:
Tricuspid Valve Insufficiency
,
Cardiac Volume
,
Equipment Design
,
Image Interpretation, Computer-Assisted
,
Heart Rate
,
Records
,
Stroke Volume
,
Echocardiography, Three-Dimensional
pp.35-41
発行日 2023年1月15日
Published Date 2023/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023076841
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3D心エコー法を臨床活用するには,その特徴を理解する.3D心エコー法による左室駆出率(LVEF)の算出は,抗がん剤治療関連心筋障害の経過観察に有用であり,3D心エコー法による右室容積や右室駆出率(RVEF)は,MRIと同等の信頼性であるため,実臨床での利用が可能である.マルチスライスモードを用いると正確な壁運動評価が可能であり,3D心エコー法はデバイスリード起因性三尖弁閉鎖障害の診断に有用である.
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