心臓弁膜症-初期診断・治療・管理のすべて 診断の進め方と重症度評価
心エコー検査
高谷 陽一
1
,
伊藤 浩
1岡山大学 循環器内科
キーワード:
三尖弁閉鎖不全症
,
術中モニタリング
,
心エコー図
,
心臓弁膜症
,
僧帽弁閉鎖不全症
,
大動脈弁狭窄症
,
重症度指標
,
経食道心エコー図
,
三次元心エコー図
Keyword:
Aortic Valve Stenosis
,
Echocardiography
,
Heart Valve Diseases
,
Mitral Valve Insufficiency
,
Severity of Illness Index
,
Tricuspid Valve Insufficiency
,
Monitoring, Intraoperative
,
Echocardiography, Transesophageal
,
Echocardiography, Three-Dimensional
pp.383-387
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015342239
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心エコー検査は弁膜症の診断,重症度評価そして治療方針の決定において必須である.心エコー検査は弁や周囲構造物の形態評価や弁膜症機序の検討に有用である.弁膜症の重症度は定量的に評価することが大切である.経食道心エコーによる詳細な弁形態の評価が手術適応の検討に必須である.3D経食道心エコーは,視覚的に弁膜症の構造を把握でき,術式など決定するうえで重要である.またリアルタイムで評価でき,術中のモニタリングにも有用である.
©Nankodo Co., Ltd., 2015