特集 腸管感染症と食中毒Up to date
検体採取から検査までの注意点
大瀧 博文
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1関西医療大学 保健医療学部臨床検査学科
キーワード:
温度
,
検体取り扱い法
,
糞便
,
検便
,
容器
Keyword:
Feces
,
Specimen Handling
,
Temperature
pp.827-830
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022299191
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腸管感染症は高病原性の微生物を起因とするケースが多く、重症化することも珍しくない。よって原因微生物を特定することはきわめて重要である。おもに糞便を用いて検査を実施するが、適切な検体採取および保存条件が検査結果に大きな影響を及ぼすため、本稿ではこれらの要点について解説していく。
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