特集 顔の結節
臨床例
帯状配列を呈した多発性立毛筋性平滑筋腫
村上 遥子
1
,
田代 康哉
,
高橋 奈々子
,
猿田 祐輔
,
渡辺 秀晃
,
末木 博彦
1昭和大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
顔面腫瘍
,
鑑別診断
,
額
,
皮膚疾患-顔面
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
皮膚結節
,
平滑筋腫-立毛筋性
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Facial Dermatoses
,
Facial Neoplasms
,
Forehead
,
Immunohistochemistry
,
Skin Neoplasms
pp.1137-1140
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2018058675
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<症例のポイント>前額に帯状配列を呈した多発性立毛筋性平滑筋腫の1例を報告した。発症年齢、臨床像、病理組織像、免疫染色でα-SMA陽性、desmin陽性、vimentin陽性、S-100蛋白陰性、CD34陰性を示したことを総合し診断に至った。多発性立毛筋性平滑筋腫の好発部位は上肢、躯幹であり、自験例は比較的まれな顔面に生じた。
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