特集 光学療法
臨床例
エトレチナート内服とナローバンドUVBの併用療法が奏効した局面型乾癬
大橋 威信
1
,
山本 俊幸
1福島県立医科大学 皮膚科学講座
キーワード:
Etretinate
,
乾癬
,
菌状息肉症
,
紫外線療法
,
鑑別診断
,
経口投与
,
梅毒-皮膚
,
粃糠疹-バラ色
Keyword:
Administration, Oral
,
Diagnosis, Differential
,
Etretinate
,
Mycosis Fungoides
,
Psoriasis
,
Ultraviolet Therapy
,
Syphilis, Cutaneous
,
Pityriasis Rosea
pp.895-898
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016400847
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<症例のポイント>症例は38歳、男性。9年前に局面型乾癬を発症し、近医でステロイド外用療法にて加療されていたが治療抵抗性であった。重症例であり、生物学的製剤による治療も考慮されたが、エトレチナート内服とナローバンドUVB療法の併用療法を開始したところ、皮膚症状の著明な改善を認めた。エトレチナート内服とナローバンドUVBの併用療法は重症の局面型乾癬にも効果が十分期待できる治療法の1つである。
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