特集 誤診しやすい皮膚疾患
20.皮下脂肪組織の萎縮、陥凹をきたす疾患
西山 茂夫
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キーワード:
強皮症-限局性
,
脂肪壊死
,
脂肪組織
,
脂肪組織炎-エリテマトーデス
,
脂肪組織炎-結節性非化膿性
,
皮膚硬化症-新生児
,
Pingranliquose
,
皮膚結節
Keyword:
Adipose Tissue
,
Fat Necrosis
,
Panniculitis, Nodular Nonsuppurative
,
Sclerema Neonatorum
,
Scleroderma, Localized
,
Panniculitis, Lupus Erythematosus
pp.72-75
発行日 2013年12月25日
Published Date 2013/12/25
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014089369
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皮膚の陥凹のうち,比較的小さなものは真皮の萎縮性瘢痕(たとえばatrophoderma vermiculatum)または弾力線維の変化(anetodermia)による.鶏卵大くらいの比較的大きな皮膚の陥凹は皮下脂肪組織の退縮に基づくことが多く,これには非炎症性のものと, 炎症性(多くははじめに皮下の硬結が先行する)のものとがある.また脂肪退縮の原因の明らかなこともあり, 不明のこともある(Weber-Christian病).(冒頭より)
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