特集 気胸・膿胸
気胸:手技・デバイス
ルーピング法による胸腔鏡下気胸手術の検討
山岡 敏
1
,
益子 貴行
1
,
東間 未来
1
,
二見 徹
1
,
藤本 隆士
1
,
長田 虎二郎
1
,
矢内 俊裕
1
Bin Yamaoka
1
,
Takayuki Masuko
1
,
Miki Toma
1
,
Toru Futami
1
,
Takashi Fujimoto
1
,
Torajiro Osada
1
,
Toshihiro Yanai
1
1茨城県立こども病院小児外科
pp.239-243
発行日 2026年3月25日
Published Date 2026/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001486
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はじめに
小児患者においても,自然気胸に対する外科的治療に胸腔鏡手術を標準術式としている施設は少なくない。複数のトロカーを肋間から挿入し,自動吻合器で楔状に部分切除する術式が保険収載されているが,小児に対する術式として,いくつかの懸念事項が存在する。当科では,術中の肋骨や肋間神経の負担を軽減しつつ,自動吻合器のstaplesを体内に残さないルーピング法による囊胞の結紮術(以下,本術式)を施行している。成人領域で,本術式を施行している施設からの報告1~3)を認めるが,小児領域における報告はない。今回,当院で本術式を施行した症例を検討して報告する。

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