特集 診断困難な小児外科症例:早期診断へのポイントとヒント
Hirschsprung病類縁疾患
青井 重善
1
,
津田 知樹
2
Shigeyoshi Aoi
1
,
Tomoki Tsuda
2
1京都府立医科大学小児外科
2近江八幡市立総合医療センター小児外科
pp.1094-1097
発行日 2022年11月25日
Published Date 2022/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000282
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はじめに
Hirschsprung病類縁疾患(以下本症)は希少な疾患で,症例ごとに経過の幅が広く,診断はもちろんその後の治療管理に難渋することが近年ガイドラインにも示されている1)。本症はその多彩な臨床像から,診断過程のみに着目しても多様性に富んでいる。また診断後の患児の状態を維持するために多くの工夫が行われている。
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