特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
小児神経症状に対する基本的な検査知識
血液・尿・髄液検査
星野 英紀
1
Hideki Hoshino
1
1帝京大学医学部小児科
pp.477-480
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002937
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はじめに
神経症状を呈する小児疾患は感染,代謝,遺伝,免疫など多彩であり,いずれの疾患原因においても,血液・尿・髄液検査が診断の端緒となることがある。検査の各論については該当の他稿を参照いただくとして,本稿では問診や身体所見で明らかになった神経症状に対し,どのような場合にいかなる検査を考慮するかについての基本的な考え方を,一般小児科医が臨床現場でよく遭遇すると考えられる①救急疾患と,②発達の遅れや神経学的退行をきたす疾患に分けて概説する。

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