特集 AIとともに育つ医療─小児医療の新しいかたち
診療支援(Clinical Applications)
AI治療学が切り拓く小児医療の未来
小口 真司
1,4
,
川上 英良
1,2,3,4
Shinji Oguchi
1,4
,
Eiryo Kawakami
1,2,3,4
1千葉大学大学院医学研究院人工知能(AI)医学
2千葉大学国際高等研究基幹
3理化学研究所数理創造研究センター(iTHEMS)
4理化学研究所生命医科学研究センター(IMS)
pp.265-268
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002886
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
近年,医療分野における人工知能(artificial intelligence:AI)の活用は,画像診断や問診支援,創薬などを中心に急速に進展している。しかし,治療そのものの設計や運用を直接支援する枠組みは,いまだ十分に確立されていない。実臨床で重要となるのは診断後の意思決定であり,治療開始のタイミング,薬剤や用量の選択,反応に応じた修正などは,医師の経験と勘による部分が大きい。

© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.

